こんにちは!
【保育士歴8年】1児のママ“ぴこ”です。
- 歯磨きのたびにギャーギャー大泣きをする子どもの姿にイライラしてしまう
- 機嫌が良いときは歯磨きもノリノリだけど、ダメな日は何をやってもダメ
- 毎日の歯磨きを子どもにも楽しんでもらいたい方
子どもの歯磨き、毎日苦戦していませんか?
実は、この記事で紹介する「歯磨きが楽しくなるコツ」を実践していただくと、どんな子どもでもお口を「あーん!」と開けてくれます!
その証拠に、ピーピーわめきながら歯磨きを嫌がっていたぴこの息子も、今では楽しく歯磨きできています。
おかげでさまで、歯磨きタイムの憂鬱さにもおさらばできました!
この記事では、保育士ママぴこが試行錯誤した歯磨きが楽しくなる10のコツと歯医者さんに直接聞いた・歯磨きが楽しくなる3つのコツを紹介します!
記事を読み終えたら、あなたは今日のお子さんとの歯磨きタイムが楽しみになりますよ!

2歳児の嫌がる歯磨きをなんとかしたい!楽しい歯磨きへの道10選
イヤイヤ期の息子の歯磨きは毎日格闘。
わらにもすがる思いで育児書を読んでも、「羽交い絞めにして押さえつけて素早く磨きましょう!」なんて書いてあったけど、かわいそう。
歯磨きは毎日のことだから、できればゆったりと丁寧に磨いてあげたいんだけど…
そもそもなぜ子どもは歯磨きを嫌がるのだろう?
少し気になったので調べてみました!
- イヤイヤ期のせい!「誰もぼく(わたし)に指図するなー!」
- 歯磨きが痛い!口に物を入れられる恐怖
- ママやパパの歯磨きへの圧がすごい
- 遊びを中断するのが嫌だ
- 歯磨き→寝るという流れ。寝るのが嫌だから歯を磨きたくない
子どもにも嫌な理由がいろいろありますね。
イヤイヤ期は、一般的には2年程度続くと言われています。
しかし、個人差もあるので5歳まで続く…なんて子どももいます。
5歳までイヤイヤ期で歯磨き拒否は虫歯の危険がありますね。
歯磨きを嫌なものじゃなくなるように工夫しましょう!
1.好きな人形に励ましてもらおう作戦
息子は人形遊びにはまっていたので、人形に励ましてもらいました。
この作戦を使ったら、ママやパパに誘われるよりも人形さんに誘われるほうが、ノリノリで息子っぴが歯磨きをしてくれました。
息子っぴのかっこいい歯磨き姿が見たいな~
いいよ!
毎日お人形さんに頼ると、息子っぴも飽きてしまうので、間隔を空けながらお人形さんを登場させるとグッドです!
2.子どもの好きな人の動画を見せる
子どもの好きなママ友さんにお願いして、「息子っぴ君、歯磨き頑張ってね!」と言ってもらう動画を作りました。
お人形さんに歯磨きを促されるのと同じ効果があります。
息子っぴくんのお口見せて~!
ばい菌がいるから、歯磨いてね!
これには息子っぴも大喜び!
息子っぴは動画を見て、にやにやしながら歯を磨かせてくれました。
3.アプリ「はみがき勇者」を使う
「はみがき勇者」という歯磨きお助けアプリも使ってみました!
このアプリは、インカメラで自分が勇者になり、歯ブラシを動かすとキラキラが出て、敵をやっつけるというもの。
なかなか面白そうだなとダウンロード。
やってみたら、息子っぴは「怖い」と泣いてしまいました。
ちなみに、お友達にアプリを紹介したら「歯磨き嫌がらなくなったし、何度もやりたい!って楽しんでるよ!」と喜んでいました!
うちの息子っぴは泣いてしまいましたが、「はみがき勇者」たったひとつで歯磨きが楽しくなる子もいます!
アプリのインストールも1分で完了、おまけに無料なのでお試しあれ!

4.保護者も子どもに歯を磨いてもらおう!
ママ・パパ自身も子どもに歯を磨いてもらうことで、なぜ子どもが歯磨きを嫌がるのかを理解できます。
- 口に入れられるのが嫌?
- 力が強くて痛い?
- 寝転んで見る保護者の顔が怖い?
- 口に唾液がたまるのが嫌?
子どもの嫌を少しでも理解出来たら、対応してあげられますね。
親子で、歯磨きを触れ合いタイムにしちゃいましょう。
5.パパ・ママに褒める役をやってもらおう!
歯磨き嫌いの子どもは「さぁ歯を磨こう!」という親の声かけに敏感です。
ギャーと泣き叫ぶと、パパ・ママはいつも困った顔するし…歯磨き=苦手なものと思い込み、自信をなくしている子もいます。
そこで効果的なのが、全力で褒めながら磨いてあげる方法!
明るく楽しい雰囲気を作ることで、歯磨きへの苦手意識を取り除けます!
- え?ごろんって寝転んだの!すごいなぁ!
- お口開けるのとっても上手!見やすいよ!
- 歯磨きマンがんばれ!お口を守るんだ!
- わお!息子っぴの歯キラキラ輝いてる!
- 最高のお口になったね!
どんな子どもでも褒められるって嬉しいですよね。歯磨きを頑張った後は、ついでに抱きしめて全力で褒めましょう!
6.音楽が流れたら歯磨きタイムという習慣化
ぴこが勤めていた保育園では、ご飯の後は歯磨きという生活の流れ。
初めは嫌がっていたお子さんも習慣が身に付き、良いとか嫌とかなくなりました。
また、保育園ではピアノに合わせて歯を磨いていましたが、お家にはピアノがない…。
そこで我が家は、YOUTUBEで曲を流して歯磨きの始まりの合図にしました。
7.絵本を利用して、子どもの歯磨きへの気持ちを促す
保育園でも実際に読み聞かせていた歯磨き絵本です。
歯磨きの絵本を読むことで、その前に行っていた遊び等の活動に区切りをつける効果があります。
また、歯磨きの絵本をリズミカルに読み聞かせることで、子どもの気持ちも歯磨きへと傾き、スムーズに歯磨きタイムへと移れます!
8.パパママがばい菌役になりきる
保護者がばい菌役になりきりましょう。
コツは迫真の演技です!
(ばい菌になりきって)おや?おいしそうな歯があるな。食べちゃおう!
嫌だ!
え?今ママなんか変だった!もしかしてばい菌になってた?歯磨きでやっつけてくれる?
歯磨きが終わった後、おもちゃの剣を持ってきて“ばい菌ママ”をやっつけようと追い打ちをかけられました。怖いw
9.ご褒美作戦
我が家では歯磨きのあとに、歯磨き後でも食べられるおやつ【ムシバイ】をあげています。
息子っぴもムシバイを食べるのを楽しみに、歯磨きを頑張る姿があります。
ムシバイは、子どもの体に優しい成分だけで作られているから、毎日食べても安心です。
こちらも一度試す価値ありです!
10.笑顔で
歯磨きを嫌がる息子っぴにこちらも毎回ムキになってしまい、思えば歯磨きタイムは一切笑えていなかったなぁと反省。
そこで…歯磨きを嫌がられたら、イラっとしないように深呼吸して笑顔を作ってみました。
にこっと笑うだけだと作っているのが伝わりそうで、「はっはっは!」と声に出しました。
すると、息子っぴもわざとっぽいけどへんてこな私の笑い声につられて笑っていました。
息子が笑顔の歯磨き最高だな…と思いました。
2歳児の嫌がる歯磨き、歯医者さんに相談してみた。
ぴこと息子っぴが通っている歯医者さんに、歯磨きのコツや虫歯になりやすい場所・歯の磨き方を実際に聞いてきました!
さすが、歯のプロフェッショナル…前歯は最後に磨く!とか歯磨きは2分で十分!とか知りませんでした。
歯のことは歯のプロにも聞いてみました!
- 歯磨き粉の種類にレパートリーをつける。
- 「何味にする?」と本人に決めてもらう。
- 虫歯になりやすい場所は、上の前歯の歯茎よりのところ、上下の奥歯、歯の間。
- 歯を磨く順番は、歯間ブラシ→奥歯→前歯
※前歯は、痛みがある場合があるので最後に磨くのが良い。
歯医者さん伝授!正しい仕上げ磨きの仕方
- 歯磨きは鉛筆持ちでもつ
- 奥歯の上を20回ゴシゴシする
- 奥歯の内側と外側を小刻みに磨く
- 前歯は、小さく円を描くように磨く
- 裏側は歯ブラシをたてて細かく掻き出すように
- 奥歯を磨くときは人差し指を入れる
- 前歯は、上唇小帯が痛いので抑える
- 子どもの口は小さいので2分も歯を磨けば十分!
定期的に歯医者さんで診てもらえば、子どもの歯磨きは2分で十分だそうです!
【まとめ】工夫次第で歯磨きも楽しくなる!
この記事で紹介した10の技をおさらいします。
- 好きなお人形に励ましてもらう
- 子どもの好きな人に「磨いてね」動画を作ってもらう
- アプリ「はみがき勇者」を利用する
- 保護者も子どもに磨いてもらう
- パートナーに褒めてもらう
- 音楽が流れたら歯磨きをするという習慣化
- 歯磨きに関する絵本で子どもの気持ちを歯磨きへ促す
- 保護者がばい菌役になりきる
- ご褒美のタブレットを利用する
- 笑顔で
頑張ってる保護者のみなさんお疲れ様です。
私も毎日苦戦しています。
毎日の歯磨きに親は、「今日は適当でいいや~」となりがちですが、歯は未来の子どもへの親からのプレゼント。
今日も歯磨き頑張りましょう!
以上!ぴこでした。
