保育士のぴこです。
そもそもなんでこんなに「少子化」になっちゃたの?
国は何か対策してるの?
「少子化」っていうけど、私たちに影響あるの?
こんな疑問をまるっと解決する記事を書きました!
先日のニュースでいよいよ【2019年の出生数が初の90万人割れた】とありましたね。
どれくらいヤバいのか?というと、あと30年後に日本は新生児がいなくなる可能性がある!と考えられるくらいヤバいんです。
この記事では、なぜ少子化が進んでいるのか?国の対策は?今後の私たちへの影響は何か?が、たった3分でわかります!
具体的に私たちにどんな影響があるのか、みてみましょう!
- 【2019年の出生数が初の90万人割れた】少子化の原因は何?
- 【2019年の出生数が初の90万人割れた】国が行った対策
- 【2019年の出生数が初の90万人割れ】少子化が与える今後の影響
- 【まとめ】少子化は、ある程度仕方がない!きちんと時代に合ったシステムに転換していくべき!
【2019年の出生数が初の90万人割れた】少子化の原因は何?
少子化とは、子どもの人数が減ってしまうこと。
人口が増えるためには、女性は2人以上子どもを産まなければならないんです。
ですが、少子化は進んでいます。
少子化の原因は、さまざまですが、代表的なものは…
- 子育てにお金がかかるという懸念
- 結婚する年齢が遅くなってきた
- そもそも少子化が進んでいるのだから、産む人数が減るのもあたりまえ。
などがあります。
ひとつずつ解説します。
子育てにお金がかかるという懸念
子ども一人あたりにかかるお金は…
- 小学校から大学まで公立→713万円
- 小学校から大学まで私立→2423万円
これに、塾や習い事・仕送りなどを合わせて、3000万円かかると言われています。
※公立(小学校193万円、中学校143万円、高校135万円、大学242万円)
※私立(小学校916万円、中学校398万円、高校312万円、大学797万円)
※2019年から保育園・幼稚園無償化が始まった分を引いて計算しています。
宝くじでもあたらないかな…
結婚する年齢が遅くなってきた
結婚する年齢が男女ともに遅くなってきました。
内閣府の少子化対策白書によると、男女ともに、「結婚はしたいが適当な相手に出会わない」という理由がダントツ1位でした。
また、収入が低い・雇用が安定しない・子育てとの両立が厳しいなども理由にあります。
仕事をしろ!子どもを産んでも働け!家事も女の仕事!なんて言われたら、女性はしんどすぎるよ…
そもそも少子化が進んでいる→産む人数が減るのもあたりまえ。
少子化は、むかーしから続いてるので、おのずとお母さんの人数も減ります。
すると、「お母さんの人数が減っているのだから、生まれる子どもも減るよね。」ということです。
少子化は、最近になって始まったことじゃない。
しかも、1994年に「日本の少子化やばいね!」って言われてたのに…
きちんと対策を始めたのは、2003年の「少子化対策基本法」が決まってから。
少子化対策が遅れてしまったんだね。
昔から騒がれていたのに、きちんと対策しなかったのかな?
うーん。国がやってきた対策をみてみようか!
【2019年の出生数が初の90万人割れた】国が行った対策
幼児教育も小学校もタダだよ!←もう一声!
キャリアを諦めないように、待機児童の対策したよ!←質はどう?
結婚相談所に補助金出したよ←???
不妊治療にもお金あげるからね!←保険適用にしてほしい!
早く帰って家族の時間増やして、子ども産んでね!←現実まだできてないよ!
うーん。こう言われたからって子ども産むかな?
対策として、不十分だと感じる点がいくつもあるよ。
そもそも、女性にとって子育てや家事・仕事・介護の負担があまりにも多すぎる。
私の思う“こうすれば産みたくなる”対策
- 低コストのベビーシッター
- 男性の1年育児休暇取得するのが当たり前の社会
- 夫が早く帰れること
- 里帰り出産の交通費負担
- 子どもの教育・病院・オムツ代の無償化
子育ての精神的・金銭的負担を減らしてほしい!子育てがみんなでできる環境だったら、もう一人…と考えられる!
【2019年の出生数が初の90万人割れ】少子化が与える今後の影響
- 労働力の減少
働き手が減ることが懸念されているけど、AI技術の発達で“仕事自体”も減ると言われていますね。
ここ10年で仕事も大きく変わっていくだろうな。
- 年金などの社会保障が負担増
年金は、現在働いている人が、高齢者の年金を支払っているシステム。
だから、高齢者が多い今負担が大きいんです。
少子化によりこの負担は、ますます増えます。
そもそもこのシステム、現代には合ってないからやめてもいいのでは?
- 子ども同士の交流の減少
人は人と関わりながら生きていくから、交流が減ると人の心にふれる機会も減っちゃう。
つまり、思いやりを育む機会が減っちゃう。
これからの親は、子育てにおいて、意識して人と関わる場所にどんどん参加していかないといけないね。
【まとめ】少子化は、ある程度仕方がない!きちんと時代に合ったシステムに転換していくべき!
この記事のおさらいです。
- 子育てにお金がかかるという懸念
- 結婚する年齢が遅くなってきた
- そもそもお母さんの人数が減っている。
- 労働力の減少
- 年金などの社会保障が負担増
- 子ども同士の交流減少
少子化は、対策が遅れてしまったために、どんどんひどくなってしまった問題。
私たちの生活に、大きな影響はすぐに起きないと考えがちですが…
実は増税という形で、私たちの生活に大きな影響を与え始めています。
未来の子どもたちのために、私たち大人ができることを考えましょう。