ほっこりこそだて

保育士ママぴこ★子育て相談室

【お正月遊びで知育】お正月の楽しい遊び7選。家族でお正月を楽しもう!

お正月遊び

 

高校生から保育園でアルバイト、4年制大学で保育を学び、【思いやりを育む保育】について研究しました。

保育士歴8年・1児のママぴこです!

 

せっかくお正月で家にいるし…家族で何か遊びたいな

日本ならではの昔の遊びを子どもに伝えたい!

こんな悩みを解決する記事を書きました!

お正月の遊びと言えば、日本の伝統的な遊び

  • 凧揚げ
  • こま
  • 羽根つき
  • 福笑い

などが浮かびますね。

でも、なかなか昔遊びをする機会がなく、やったことがない人も多いのではないでしょうか?

昔から伝わる遊びには、一つひとつにさまざまな願いが込められているんですよ。

この記事では、お正月遊びの紹介だけではなく、お正月遊びの由来も紹介します!

お正月遊びについて、深く知る人って少ないです。

この記事をさらっと読んで、子どもから『ママ(パパ)物知りだね~』なーんて、尊敬されちゃってください!

今回は、お正月に子どもと楽しめるお正月遊び7選とその由来をご紹介します。

 

【お正月は家族で遊ぼう】お正月の楽しい遊び7選とその由来

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お正月遊びには、それぞれ願いが込められていることを知っていましたか?

昔から伝わる日本の遊びってどんなものがあるの?
教えて!教えて!

そうだね。これも日本の文化だから、子どもにもきちんと伝えたいな。

今回紹介するお正月遊び
  1. 凧あげ
  2. こま回し
  3. 羽根つき
  4. 福笑い
  5. だるま落とし
  6. けんだま
  7. 書初め

それぞれの遊び方や由来・込められた願いを説明しますね。

凧あげ

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代表的なお正月遊びのひとつが凧あげですね。

骨組みに紙や布を張り、風の力で、空に浮かばせる遊びです。

由来

日本で凧が正月の遊びとなったのは江戸時代後期のこと。

『その年元気に過ごせますように…』と子どもたちの健康を願い、凧があげられました。

凧をうまくあげるポイントは、風のある日に河川敷や海辺などの広い場所で行うこと。

凧あげを目的に、お出かけしてみるのも、家族でお正月を楽しく過ごすイベントになりますね!

風を感じて、紐を調節したり、走ったり…細かい動きとダイナミックな動き両方楽しめるのが、凧あげの良いところ!

こま回し

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このタイプのこま…回せますか?

結構むずかしくて、コツがいりますよ。

由来

奈良時代に寺や神社の縁日の余興として行われていたものが、次第に子どもの遊びになっていったもの。

こまが回る姿から「お金が回る」、「頭が回る」、「仕事がうまく回る」などの意味が込められています。

遊び方
  • こまをより長く回すことができた人が勝ち
  • こま同士をぶつけて戦う当てごま
  • こまを手にのせて、技を披露する

などの遊び方があります。

子どもに「返してー!」なんて言われちゃうくらい大人もハマりますよ(笑)

紐をこまに巻き付ける指先の動きや、投げる時ちょこっと戻す感覚。
普段やらない動きのため、脳が活発に反応します!

羽根つき

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羽根つきは、シンプルなようで意外と難しい。

親戚みんなが集まるお正月にやってみたら、わいわいと楽しいお正月になること間違いなし!

由来

羽根つきは、厄を「羽根のける」という語呂から、女の子の健やかな成長を願うお正月遊びとして広まりました。

また、羽根には無患子(むくろじ)という植物の種が用いられ、「子が患わない」という名前から、無病息災と厄よけの意味があります。

へぇ~。知らなかった!

遊び方
羽根つきの遊び方は2種類。
  1. 揚羽根(あげばね)といってひとり用の遊び方
  2. 追羽根(おいばね)といってふたり用の遊び方

ひとり用の遊び方は、ひとりでポンポンと羽を打ち続けるもの。

ふたり用の遊び方は、バトミントンのようにラリーを楽しみます。

※ミスをした方は顔に墨を塗られるという罰ゲームがあります!

黒塗りは、魔よけの意味があるんだって。でも…黒塗りは絶対無理!(笑)

福笑い

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これは、わざわざ買わなくてもすぐに作れるし、子どもでも簡単に楽しめるからぜひやってほしいお正月遊びのひとつ。

由来
「笑う門には福来る」という言葉があるように、【新年早々笑いのあることはめでたい!】ということで古くから日本で慣れ親しまれているお正月遊びです。
作り方
  • 顔を書く
  • はさみで切る
  • 目隠しをする
  • 勘で置く

3分で作れちゃうね!僕は、2歳の時にやったことがあるよ!

手の間隔や、耳だけで大人からの指示を聞き、動いてみるから、感覚が研ぎ澄まされるね!

だるま落とし

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お正月と言えば、だるまですよね。

だるま落としの由来は、残念ながら定かではありません。

だるまは転んでも起き上がることから、お正月にだるまに願をかけながら片目を入れて飾り、願いが叶ったらもう一方の目を入れるもの。

みんなの願いが叶いますように

まぁ…なんていい子に育って…(はぁと)

遊び方

上のだるまが最後まで落ちないよう、下に積み重ねた段を小槌でたたいていくゲーム。
だるまが落ちるまでひとりで打ってもいいですし、みんなで交互に打っても、盛り上がります!

だるま落としは、集中力やバランス感覚が身につくね!

けんだま

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けんだまができる大人は子どもにとってヒーローです!←まじです。

由来
けん玉は、フランスやギリシャ、中国から始まったという説があります。
日本には、シルクロードから江戸時代に入ってきたもので、鹿の角に穴をあけた玉を結びつけたものでした。

鹿の角⁉ドキドキ…

遊び方

けんだま遊びは、【数字との触れ合い遊び】になります。
けんだまで遊ぶとき、身体を動かしながら、皿に球をのせられた数を1.2.3.…と数えましょう。

子どもはたとえ、失敗しても面白いから何度も工夫し、挑戦します。

けんだまは全身運動です!
玉を皿にのせるのは難しいです。集中力も鍛えられますよ。

書初め

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新年の目標や抱負・新年への想いを書に書くって普段おとなも、やらないから楽しいですよね。

子どもは、【墨で書く】という体験自体がわくわくします!

由来

書初めは、年の初めに書く書のことを言います。

1月2日に行うのが習わしで、この日に書くと【書が上達する】と言われています。

書初めをやるときの準備

準備は100均ですべて用意できます!

  • 100均で墨汁や、ふでを購入
  • 新聞やレジャーシートで汚れ対策
  • 親も子どもも汚れても良い服装
  • 濡れたぞうきんを傍に用意しておく

書初めって墨だから書初めを子どもにやらせるのはハードルが高いですよね。

でも、事前準備をしっかりすれば大丈夫!

新年は、家族みんなで【書】に親しんでみましょう。

書初めは運筆という知育になります!
2歳ころから簡単な「-(横棒)」や「|(縦棒)」を書いてみましょう。

【まとめ】お正月は家族でお正月遊びを楽しもう!

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この記事で紹介した【お正月遊び】のおさらいです。

  1. 凧あげ
  2. こま回し
  3. 羽根つき
  4. 福笑い
  5. だるま落とし
  6. けんだま
  7. 書初め

お正月は、親戚などにも会えるので楽しい企画を用意すると盛り上がって良いですね!

また、子どもにとってパパやママと過ごすお正月はとても嬉しいもの。

テレビも特番があって楽しいけど、せっかく家族でのんびり過ごすお正月!

日本の伝統【お正月遊び】を通じて、家族みーんなで楽しんでみましょう!

お年玉を忘れずにね…(笑)

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